最近では本格的な和室が少なくなりました。家で冠婚葬祭が少なくなり、和室のライフスタイルが変わりはじめています。
子供のころはお嫁さんが来る!となるとお菓子目当てで、よく見に行ってました。すると立派なお庭にお嫁さんが門担ぎを潜り、靴脱ぎ石から二間続きの和室に入る姿を見かけていました。
そのお家にとってお客様をお迎えための大切なおもてなしなんですね。和室は立派な柱や長押、欄間、書院など無垢の材料を使い、大工さんの腕のみせどころです。お家造りの基本がたくさん詰まっていますので、技術は継承して行きたいと思います。